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鍼灸院にはどんな人が訪れるの?
まず、鍼灸院を訪れる患者像について把握するために、いくつかの調査研究を取り上げ、その共通点や特徴的な傾向を整理してみましょう。
研究から見える鍼灸院に来院する患者の共通点と傾向
①40代~60代が多い、
②女性の割合が高い
③筋骨格系疾患・痛みが主たる来院理由
④アクセスや施設数の影響により、都市部のほうが利用率が上がる傾向
⑤頻回に来院する患者は、比較的「健康状態がよくない」「慢性症状を抱えている」「日常生活に制限を感じている」ことが多い
⑥韓国の研究では、「教育水準が低めの人」「所得が低めの人」が来院頻度が高い(医療制度・保健制度の背景)
⑦頻回に来院する患者の満足度は高い
という結果が得られました。
また、頻回に来院する患者は特に「身体的健康感」が低いという特徴があり、治療目的が「症状の軽減」「機能改善」「生活の質の維持・改善」という動機を持っている人が鍼灸院を訪れると考えれます。
次に鍼灸院に来院する不眠症患者の特徴について整理してみます。
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