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APNET初の対面イベント「Meet-up Day」に参加しました

 2026年6月20日、TKPガーデンシティ横浜で開催された、APNET初の対面イベント「Meet-up Day」に参加しました。

APNET対面イベント

About APNET

開催概要

  1. 日時:2026年6月20日(土)13時30分〜16時30分

  2. 会場:TKPガーデンシティ横浜 ホールC

  3. 参加対象:精神科医療に関心のある医療従事者、鍼灸師

  4. 定員:120名

  5. 参加費:無料

 APNETは、精神科医療に関わる医療従事者と鍼灸師がつながり、それぞれの専門性を学びながら、メンタルヘルス領域におけるよりよい支援のあり方を考えるネットワークです。

 これまでAPNETではオンラインを中心に勉強会が行われてきましたが、今回は初めての対面開催となりました。精神科医、精神科医療に関わる医療従事者、鍼灸師が同じ会場に集まり、講義を聴くだけではなく、対話やグループワークを通して互いの臨床や考え方を共有しました。

APNET 対面イベント

当日は、グループワークのファシリテーターを担当しました

鍼治療の実技供覧

 当日は、松浦悠人先生(東京有明医療大学)による鍼治療の実技供覧も行われました。

APNET 実技供覧

 実技では、鍼灸師が患者さんの状態をどのように確認し、どのような考えに基づいて施術部位や刺激方法を選択しているのかが紹介されました。鍼灸に馴染みの少ない医療従事者にとっても、実際の施術を見ながら理解を深める機会となりました。

鍼治療 実技 APNET

精神科医療と鍼灸が直接対話する機会

 精神科医療と鍼灸は、いずれも患者さんの心身の状態に関わる一方で、日常の臨床では互いの治療内容や考え方を詳しく知る機会が多いとはいえません。

 精神科医療では、診断、薬物療法、心理社会的支援などを中心として患者さんを支えます。一方、鍼灸臨床では、不眠、倦怠感、痛み、筋緊張、胃腸症状など、こころの不調に伴って現れる身体症状に関わることがあります。

 

 今回のイベントでは、それぞれの職種がどのような視点で患者さんを捉え、何を大切にして臨床を行っているのかを直接聞くことができました。

 互いの専門性を理解することは、単に知識を増やすだけではありません。どのような場合に医療機関への受診を優先するのか、どのような情報を共有すると連携しやすいのか、鍼灸がどのような部分を支援できるのかを考えるうえでも重要です。

APNET 松浦

「顔の見える関係」をつくることの大切さ

 医療連携という言葉からは、紹介状や施術報告書などの情報共有がイメージされます。もちろん、文書による情報共有も重要です。

 しかし、実際に連携を進めるためには、互いの顔が見え、考え方や専門性を理解していることが大きな意味を持ちます。

 どのような患者さんであれば相談できるのか、どのような情報があれば判断しやすいのか、困ったときに誰へ相談できるのかを知ることで、連携はより具体的なものになります。

 今回の対面イベントは、精神科医療と鍼灸の間にある距離を縮め、患者さんを支えるための「顔の見える関係」をつくる貴重な機会となりました。

 今回のような貴重な機会を企画し、開催に向けてご尽力くださった中村元昭先生をはじめ、APNETの先生方、運営に携わられた皆さまに、この場をお借りして心より御礼申し上げます。

 今回得られた学びとご縁を今後の臨床に生かすとともに、APNETの活動がさらに発展し、精神科医療と鍼灸の連携がより多くの患者さんの支援につながっていくことを心より祈念いたします。

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「顔の見える関係」ってなんだろう?

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​このページを書いた人

PROFILE

監修

鍼灸師 松浦知史

​全日本鍼灸学会認定鍼灸師

東京有明医療大学主席卒。福島県立医科大学会津医療センター研修。研修終了後は埼玉医科大学東洋医学科、ならびに同大学かわごえクリニックを経て、大慈松浦鍼灸院、神保町十河医院附属鍼灸院副院長。

松浦知史
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