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日本疼痛学会「認定鍼灸師」
そして、その慢性疼痛に関わる関連学会の『日本疼痛学会』が主導して令和7年度より鍼灸師の認定制度を設ける運びとなりました。
本稿では、診療ガイドラインが作成された流れについてと日本疼痛学会が定める「認定鍼灸師」について解説します。
日本疼痛学会とは?
一般社団法人 日本疼痛学会(Japanese Association for the Study of Pain、略称 JASP)は、疼痛に関する研究と医療を推進する日本の学術団体です。設立は1979年で、2017年には一般社団法人として認定されています。
日本疼痛学会「認定鍼灸師」制度の背景は?
鍼灸師の参入を積極的に推し進めているのが、本学会の理事を務めておられる伊藤和憲先生です。伊藤先生は、先にも触れたとおり、『慢性疼痛診療ガイドライン』の作成依頼を受けた方でもあります。
そして、このガイドラインには、鍼灸治療が「推奨度2」と明記されており、これはエビデンスに基づいて鍼灸治療に一定の有効性が認められたことを意味しています。
もちろん、この「認定鍼灸師」という制度については、さまざまな意見があることと思います。
日々臨床で努力している鍼灸師が正当に評価されにくくなってしまう可能性や、「認定鍼灸師」でなければ医師との連携ができない、あるいは、患者さんが「認定がない=効果がない」と誤って認識してしまうリスクも考えられます。
それでもなお、個人の努力だけでは変えられない「社会全体の鍼灸観」を変える可能性を持つ制度であることに大きな意義があると私は考えています。そのため、私自身もこの制度に賛同し、ぜひとも認定鍼灸師の取得を目指したいと考えています。
日本疼痛学会「認定鍼灸師」になるためには?
①日本疼痛学会の会員であること、②一般財団法人日本いたみ財団が実施する試験に合格し合格所を取得することが条件となりそうです。そのほかにも所属年数や取得単位などの項目もあるかもしれないので、随時チェックする必要がありそうです。
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