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鍼灸院の見つけ方
Q&A 鍼灸についてもっと知りたい!
Q. 鍼灸院ってどのくらいあるの?
A. 厚生労働省のデータを参照します。
2018年では、全国には約7万施設弱の鍼灸院があると報告されています。
身近なところに鍼灸院が存在しているかもしれません。
Q. 鍼灸師ってどんな資格なの?
A. 「はり師・きゅう師」ともに国家資格です。
取得するには、最低3年間の教育機関で学び、所定の単位を取得し、国家試験に合格する必要があります。
ただし、免許取得後の卒後研修は義務化されておらず、臨床スキルや知識のレベルにはばらつきがあるのが現状です。
Q. 信頼できる鍼灸院はどうやって探せばいいの?
A. 一つの目安として、全日本鍼灸学会の「認定鍼灸師」を探すのがおすすめです。
都道府県ごとに検索が可能です。
Q. 「認定鍼灸師」ってどんな資格?
A. 公益社団法人・全日本鍼灸学会が認定する資格です。
1999年に制度が始まり、2022年度からは「学術研修」と「臨床研修」の履修が必須となりました。
認定鍼灸師になるには?
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鍼灸に関する一定の学術水準を満たす
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臨床経験と研修を積む
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継続的な学習と自己研鑽を行う
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Q. 認定鍼灸師はどのくらいいるの?
A.
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令和4年の厚生労働省データによれば、
就業中の鍼灸師は、
→ はり師:13万4,218人
→ きゅう師:13万2,205人 -
一方、全日本鍼灸学会の認定鍼灸師数はわずか339人(2024年3月31日時点)。
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さらに、その中で「指導鍼灸師」もごくわずかながら存在します。

Q. 全日本鍼灸学会ってどんな団体?
A. 1948年に設立された日本最大規模の鍼灸学術団体です。
公益社団法人として、研究・論文発表・教育活動などを通じ、鍼灸医療の質の向上を目指しています。
認定鍼灸師制度の目的(4つの柱)
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国民に対して安心・安全に鍼灸治療を委ねることができる施術ができる
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標準的な一定レベルの学術水準を保つことができる
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自ら学術研鑽と資質向上に努める姿勢(プロフェッショナリズム)を持つことができる
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医療との連携する能力を担保することができる