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更年期の「のぼせ・イライラ」とは何か―
鍼灸で不調はよくなる!』発売|「のぼせ・イライラ」を担当しました
世界文化社より『鍼灸で不調はよくなる!』が2026年3月26日に発売されました。本書では、さまざまな不調に対する鍼灸の考え方と実践が紹介されています。私は今回、「のぼせ・イライラ」の項目を担当しました。
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書名:鍼灸で不調はよくなる!
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監修:金井友佑
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出版:世界文化社
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発売日:2026年3月26日
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内容:慢性不調〜難治症状までの鍼灸アプローチ
本書は、慢性的な不調から日常的な心身のゆらぎまでを対象に、鍼灸の考え方とセルフケアを紹介した一般向けの実用書です。出版社案内では、24名の鍼灸師による実践メソッド、自宅でできるツボ押しやお灸、全国136軒の鍼灸院リストが特徴として紹介されています。
私が担当したのは、更年期にみられる「のぼせ・イライラ」の項目です。これらの症状は、単に気分の問題として片づけられやすい一方で、実際には睡眠、疲労感、肩こり、ほてり、冷え、不安感などが複雑に重なっていることも少なくありません。臨床では、症状だけでなく、その方の体調の波や生活背景を含めてみていくことが重要になります。
家庭画報(2025年3月号)の特集『新世代の鍼灸師に訊く』でも、更年期に伴う気分症状について取材を受けました。
更年期症状については、当院の解説ページでも詳しく説明しています。
関連記事:更年期障害に対する鍼灸治療|症状・原因・エビデンスを解説
今回、私が担当したのは、更年期にみられる「のぼせ・イライラ」の項目です。
更年期の時期には、ほてりやのぼせだけでなく、気分の不安定さ、眠りにくさ、疲労感、肩こりなどが重なって現れることがあります。こうした症状は外からは見えにくく、周囲に理解されにくいことも少なくありません。
臨床では、「のぼせ」や「イライラ」という一つひとつの症状だけを切り分けるのではなく、睡眠、冷え、緊張、不安、体調の波といった全体像をみながら対応することが重要です。今回の担当部分でも、そのような視点を踏まえながら、一般の方にも分かりやすい形で整理しました。
本書は、鍼灸に初めて関心をもった方にとって入口となる一冊だと思います。

実は、約20年前にも当院院長が同誌の全国鍼灸師特集に取り上げられており、今回、親子二世代にわたり掲載の機会をいただくこととなりました。時間を隔てて同じ媒体に関わることとなり、一つの臨床の連続性として、あらためて意味のある出来事であると感じています。
また今回、編集部のご厚意により、父とのツーショット写真も撮影・掲載いただくことになりました。日常の臨床のなかでは記録されにくい一場面ですが、このような形で残ることにも一定の意義を感じています。この場を借りて深く御礼を申し上げたいと思います。
このページを書いた人
PROFILE
監修
鍼灸師 松浦知史
東京有明医療大学主席卒。福島県立医科大学会津医療センター研修。研修終了後は埼玉医科大学東洋医学科、ならびに同大学かわごえクリニックを経て、大慈松浦鍼灸院、神保町十河医院附属鍼灸院副院長。

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