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第62回 現代医療鍼灸臨床研究会に参加します

執筆者の写真: 大慈松浦鍼灸院
大慈松浦鍼灸院
23 時間前
読了時間: 5分

2026年10月25日(日)に開催される、第62回 現代医療鍼灸臨床研究会に参加する予定です。

今回のテーマは、「頸椎およびその周辺疾患に対する最新評価と鍼灸治療の効果-鑑別のポイントと病態に基づく治療戦略-」です。

第62回現代医療鍼灸臨床研究会「頸椎およびその周辺疾患に対する最新評価と鍼灸治療の効果」開催案内

二人の恩師が基礎講座を担当します

今回の基礎講座を担当されるのは、坂井友実先生と山口智先生です。

坂井先生は、私が東京有明医療大学に在学していた頃のゼミの恩師です。山口先生には、埼玉医科大学東洋医学科で勤務していた時期に、臨床を中心に多くのことを教えていただきました。

臨床を続けていると、学生時代には十分に理解できていなかったことが、何年か経ってから腑に落ちることがあります。当時は知識として聞いていたことが、患者さんを診る経験を重ねるなかで、「先生が言っていたのはこういうことだったのか」と分かることも少なくありません。

今回も、これまで教えていただいたことを思い出しながら講演を聞くことになるのだと思います。


現代医療の中で鍼灸を考えてきた研究会

現代医療鍼灸臨床研究会は、病態を踏まえて鍼灸治療を考えることや、医師をはじめとする医療職との共通理解をつくることを大切にしてきた研究会です。

現在では「医療連携」や「病態に基づいた鍼灸治療」という言葉を耳にする機会も増えましたが、こうした考え方を長く発信してきた場の一つが、この研究会だと思っています。


まず患者さんの状態を医学的に評価し、どのような病態が考えられるのかを把握したうえで、鍼灸がどこに関われるのかを考え、必要であれば医師や他職種と情報を共有する。そうした考え方は、現在の私自身の臨床にもつながっています。


私も医療機関と連携しながら患者さんを診る機会が増えましたが、医学的な評価や診断、標準治療を理解したうえで鍼灸の役割を考えるという姿勢は、これまで先生方から教えていただいたことの延長線上にあると感じています。


坂井先生が長く取り組んでこられたこと

坂井先生は、長年にわたり鍼灸の臨床・研究・教育に取り組んでこられました。

特に、頸椎症をはじめとする運動器疾患や低周波鍼通電療法について多くの研究を行い、現代医学的に病態を捉えたうえで鍼灸治療を組み立てることを、一貫して大切にされてきた先生です。

今回のテーマが「頸椎およびその周辺疾患」であることを考えると、まさに坂井先生が長く取り組んでこられた領域でもあります。

また、平成6年(1994年)の発足以来、32年間にわたり現代医療鍼灸臨床研究会の会長を務められ、鍼灸師だけでなく医師や他分野の専門家とともに、現代医療の中で鍼灸をどのように位置づけるのかを考える場をつくってこられました。


今でこそ、病態を考えながら鍼灸治療を行うことや、医療機関と連携することの重要性は広く共有されるようになってきましたが、坂井先生はかなり早い時期から、その必要性を臨床・研究・教育の中で示してこられた先生の一人だと思います。


坂井先生への感謝

今回の研究会では、平成6年の発足以来32年間、本研究会の会長を務められた坂井友実先生のご退任にあわせて、「感謝の集い」も行われます。

学生時代に直接ご指導いただいた立場として、今回の節目にはやはり少し寂しさがあります。

一方で、卒業してから臨床を続け、自分自身も医療機関との連携に関わるようになった今だからこそ、先生が長い時間をかけて積み重ねてこられたものの大きさを感じます。


32年間という時間を考えると、その間に鍼灸を取り巻く医療環境も大きく変わってきたと思います。その中で研究会を継続し、臨床家が医学的な視点を学び、医師や他職種と一緒に鍼灸について考える場をつくり続けてこられたことは、本当に大きなことだと思います。

私自身も、その流れの中で学ばせていただいた一人です。

この研究会をここまで育て、現代医療の中で鍼灸を考える場を長くつくってくださったことに、あらためて感謝したいと思います。


今回のテーマも日常臨床に直結します

今回取り上げられる頸椎やその周辺疾患は、鍼灸臨床でも非常によく遭遇する領域です。

頸部痛、肩こり、上肢痛、しびれといった症状は日常的によくみられますが、その背景には頸椎症や神経根症、胸郭出口部の問題、末梢神経、筋・筋膜など、さまざまな病態が考えられます。

同じ「首が痛い」「腕がしびれる」という訴えであっても、その原因や病態が違えば、評価するポイントも治療の考え方も変わってきます。

症状のある場所だけを見るのではなく、鑑別や病態を整理し、どのように鍼灸治療につなげていくのか。今回の研究会では、そうした臨床で必要になる考え方を改めて学べるのではないかと思っています。

普段、頸部痛や肩こり、上肢の痛み・しびれを診る機会のある鍼灸師にとっては、身近で実践的な内容だと思います。

私も参加予定です。

坂井先生、山口先生から改めて学べる機会であると同時に、32年間研究会を牽引されてきた坂井先生の節目となる研究会でもあります。ご興味のある先生方は、ぜひ参加してみてください。

また、研究会終了後には懇親会も予定されています。今回は坂井先生のご退任に伴う感謝の集いでもありますので、これまで先生から学ばれた方や研究会に参加されてきた方にとっても、直接感謝を伝えられる機会になると思います。


第62回 現代医療鍼灸臨床研究会

日時:2026年10月25日(日)11:00~17:15テーマ:頸椎およびその周辺疾患に対する最新評価と鍼灸治療の効果-鑑別のポイントと病態に基づく治療戦略- 研究会への参加申込https://jsmamr62.peatix.com/

懇親会・坂井友実先生 感謝の集いへの参加申込https://jsmamr62-k.peatix.com/

現代医療鍼灸臨床研究会 公式サイトhttps://www.jsmamr.jp/



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